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(汚れた爺さんがいて)汚れたものと美しいものとけじめのつかない錯覚だらけのガタガタの銀座
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:35% 作品を確認(青空文庫)
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不潔な人
浮浪者・ホームレス
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前後の文章を含んだ引用
......家になって、そんな二銭のコマで停滞する事は止 めて下さい。コマ売りの老人の同情を強いる眼を見ていると、妙に嘲笑 してやりたくなる。あんなものと私と同族だなんて、ああ汚れたものと美しいものとけじめのつかない錯覚だらけのガタガタの銀座よ……家へかえったら当分履歴書はお休みだ。
空と風と 河と樹と みんな秋の種子 流れて 飛んで
夜。 電気を消して畳に寝転んでいると、雲のない夜の空に大きい月が出ている......ここに意味を表示
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もう十日あまりも銀杏返しをもたせているので、頭の地がかゆくて仕方がない。
林芙美子 / 新版 放浪記
眼には眼脂 が一杯たまっている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
立ン坊だの、屑屋だの、軽子だの、乞食だの、まるで生ける餓鬼草紙 みたいな、臭い人種
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
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身なりはぼろぼろで、髪とひげはのびてがっちりと固まり、異様な臭気を放っていた。私以外の三人はそうっと、まるで合言葉を聞いたかのように左右の車両に移動していった。
吉本 ばなな / 新婚さん「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
浮浪者が筵(むしろ)の上に芋虫のように転がっている
山崎 豊子 / 暖簾 amazon
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「職業・仕事」カテゴリからランダム5
前を開けた白衣姿の男は、技術開発部の真野だ。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
草原を駈ける若い獣のような、健やかに強い体臭を発散する、素朴な百姓であるこの若者
大原 富枝 / 婉という女 amazon
「人の印象」カテゴリからランダム5
彼女は常に外見を身ぎれいにし、自分の内にある気力を残らず動員し、姿勢をまっすぐに正し、表情を引き締め、老いの徴候をひとかけらも外に洩らすまいと努めていた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
神秘な運命に掴まれた無名の英雄
岡本かの子 / 金魚撩乱
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