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矛盾に襲われ、結局しどろもどろになって、
岡本かの子 / 河明り ページ位置:92% 作品を確認(青空文庫)
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取り乱した口調・慌てた声
正反対・相反する
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前後の文章を含んだ引用
......て世の中を見るようになれば、女の持つ技巧や歪曲 の世界から脱れようかとも思った。ところが、彼が青年になり、青春の血が動くようになるほど、娘のことを考え、この自分の矛盾に襲われ、結局しどろもどろになって、落付いて学問なぞしていられず、娘を愛しながら、娘の傍にはいたたまれなくなって来た。そうかといって、他の女はもっと女臭いものが、より多くあるような気がして女がふつ......
単語の意味
しどろもどろ
しどろもどろ・・・話の内容などに、まとまりや目的がなく、乱れているさま。
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取り乱した口調・慌てた声の表現・描写・類語(興奮・気持ちが高ぶるのカテゴリ)の一覧 ランダム5
お祖母さんが変な顔をして、「勝子が」と言ったのだが、そして一生懸命に言おうとしているのだが、そのあとが言えない。 「お祖母さん。勝子が何とした!」 「……」手の先だけが激しくそれを言っている。
梶井基次郎 / 城のある町にて
「ルートが……ルートが……ああ……とんでもないことに……」 博士は満足に喋ることもできないくらい動揺していた。事情を説明しようとすればするほど唇は震え、額に汗が吹き出し、歯がかちかち鳴るばかりだった。
楢夫は兄の少し変わった声を聞いてにはかにあわてました。
宮沢賢治 / ひかりの素足
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正反対・相反するの表現・描写・類語(対立・敵対のカテゴリ)の一覧 ランダム5
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「興奮・気持ちが高ぶる」カテゴリからランダム5
体はぶるぶるとして顔は張りつめにつめ、ちょっと押せばぐらっと崩れる瞬前のなか、鼻で震える呼吸をしながら緑子は
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
「声・口調」カテゴリからランダム5
声は裏返り、肩は小刻みに震えていた。寒いかのように、縮こまっていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
この世の憂さも哀れも知らぬげな明るい声
梅本 育子 / 桃色月夜 amazon
「対立・敵対」カテゴリからランダム5
母は、伸子が軽く押すのをこばむように、足に力を入れた。
宮本百合子 / 伸子
顔つきを一変させて、慌てて背後を振り返りかけた。家族に助けを求めようとする仕草のように、庄司には見えた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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