腕組みをし胡坐(あぐら)をかいている姿が燭台の灯のゆらぎをうけて、洞穴の中の仏像のように妖怪じみていた。
林 房雄 / 青年〈上〉 (1951年) 作品を確認(amazon)
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座り姿勢
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単語の意味
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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揺れる炎・ともし火の表現・描写・類語(光と影のカテゴリ)の一覧 ランダム5
千光寺の灯が、山の上で木立の中にちらちらゆれて光っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
松明(たいまつ)がその下に集められる。その辺一帯、火事のように明かるくなり
志賀 直哉 / 暗夜行路 amazon
牛が舌を出して鼻を舐めずっているような焔がべろべろと立って
長塚節 / 土 amazon
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座り姿勢の表現・描写・類語(姿勢・ポーズのカテゴリ)の一覧 ランダム5
椅子の背もたれに目一杯体重を掛け
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
調理台の横におあずけをさせられた犬のように坐った。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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「光と影」カテゴリからランダム5
燃え上がり燃えかすれるその光は、幾百人の漁夫たちの命を勝手に支配する運命の手だ。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
高い重そうな建物が闇のなかにうすぐろくういて(いる)
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
「火・煙・灰」カテゴリからランダム5
煙は狼火のような形に低く流れた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
風が薪の中から紅蓮の舌を煽り出す
柴田 錬三郎 / 南国群狼伝 amazon
火を踏み消して、あとを水でしめして
森鴎外 / 阿部一族
「姿勢・ポーズ」カテゴリからランダム5
死んだ小鳥みたいにうずくまる
大庭 みな子 / 三匹の蟹 amazon
棒を呑んだみたいに突っ立って
井伏 鱒二 / 珍品堂主人 amazon
女たちがかしこここにいくつかの固い群れになって、石ころのようにこちんと立っている。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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