TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 深夜
窓の外は満月だった。日付が変わろうとしていた。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:97% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
深夜
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......、十三、十四と回を重ねるごとに、本当は九回でサヨナラ勝ちのはずだったのにという思いが頭をよぎり、余計に疲労を大きくした。どうやっても、たった1点が入らなかった。窓の外は満月だった。日付が変わろうとしていた。 プレゼントを贈るのは苦手でも、もらうことについては博士は素晴らしい才能の持ち主だった。ルートが江夏カードを手渡した時の博士の表情を、きっと私たちは生涯忘れない......
単語の意味
満月(まんげつ)
満月・・・月が地球から見て、太陽と正反対の方向にある瞬間。また、このときに月の前面がまんまるに輝いて見える現象。もしくは、このときの月の形。望(ぼう)。望月(ぼうげつ・もちづき)。盈月(えいげつ)。十五夜の月。⇔ 新月(しんげつ)。
ここに意味を表示
深夜の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(夜明け前)わたしはこの時刻がほかのどんな時刻よりも好きだ。この時刻はわたしひとりのものだ。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
梶井基次郎 / 冬の蠅
このカテゴリを全部見る
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
白い月と、川波と、そして、お喜乃の銀釵 が、かすかに、ふるえているばかりである。
吉川英治 / 治郎吉格子
既に橋のたもとにはすっかり夕暮の色が下りていた。
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
時間帯(朝・昼・夜) の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ