下宿の箱火鉢に紙屑 を燃やして根気よく唐もろこしを焼く。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:72% 作品を確認(青空文庫)
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とうもろこし
火鉢
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前後の文章を含んだ引用
......部屋へ行き、唐もろこしの皮をむく。しめった唐もろこしの茶色のひげの中から、ぞうげ色の粒々が行列して出て来る。焼きたいな。こつこつと焼いて醤油をつけて食べたい。 下宿の箱火鉢に紙屑 を燃やして根気よく唐もろこしを焼く。 (九月×日) ははより十円の為替が来る。 ありがたや、かたじけなや。何もかもなむあみだぶつの心持ちなり。 どしゃぶりの雨。下宿に五円入れる。昼飯が運ばれる。切り......
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長火鉢と云うと欅 の如輪木 か、銅 の総落 しで、洗髪 の姉御が立膝で、長煙管 を黒柿 の縁 へ叩きつける様を想見する
夏目漱石 / 吾輩は猫である
火鉢のかっかっと熾 った火に灰をかぶせて、瀬戸引きのやかんをかける。
林芙美子 / 新版 放浪記
火鉢がないので、七輪に折り屑 を燃やして炭をおこす。
林芙美子 / 新版 放浪記
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状袋の糊を湿めして、赤い切手をとんと張った時には、いよいよクライシスに証券を与えたような気がした。
夏目 漱石 / それから amazon
クローゼットには、色とりどりの服がハンガーにかかり、鉄の太いポールが、お前も服と一緒にぶら下がってみないかと誘ってくる。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
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