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花、植物のにおいの表現・描写・類語(におい・香りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
あたりに漂う芳香には 揮発 性があり、あたかも生命の息吹のように、はかなく天に昇る。それゆえにあらゆる宗教的な儀式において、乳香と 没薬 は重要な役割を演じるのである。香りにはどこか霊的な働きがある。
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
梶井基次郎 / ある心の風景
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淡い甘さの澱粉質の匂いに、松脂(まつやに)と蘭花を混ぜたような熱帯的な芳香
岡本 かの子 / 過去世 amazon
鼻の穴を大きくして、思い入れ凌霄花のにおいを吸い
芥川龍之介 / 偸盗
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芒(すすき)が馬の鬣(たてがみ)のように丘の頂上まで匍(は)い上る
大岡 昇平 / 野火 amazon
木斛(もっこく(木の一種))が風を孕(はら)んで枝先を魚の尾のように動かす
高樹 のぶ子 / 光抱く友よ amazon
木という木が野放図に枝を伸ばし、手をつないだり肩を組んで(いるよう)
永井 龍男 / 青梅雨 amazon
なまめかしい、白い萩が咲いている
林芙美子 / 新版 放浪記
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