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制服を着た男が二人、まるで国家権力を肩から背負うような、しっかりとした足取り
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 ページ位置:93% 作品を確認(amazon)
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警察・刑事
堂々と、胸を張って歩く
仕事姿・制服
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前後の文章を含んだ引用
......が頭から離れたのだ。そして、今度は座席の横から腹に、銃口が押し当てられる。 どうしたのか、と思ったが、理由はすぐに分かった。 視界の端に警察官の制服が見えた。 制服を着た男が二人、まるで国家権力を肩から背負うような、しっかりとした足取りで、車に近づいてきたのだ。 銀行のほうから一直線に、雪子のいる車へ向かって、寄ってきた。「怪しまれたのかも」雪子は思わず、口に出す。「あなたの持っている拳銃が見......
単語の意味
背負う(せおう・しょう)
足取り(あしどり)
背負う・・・1.運ぶべき物や人などを、背中にのせる。
2.苦しい仕事や重い責任などを引き受ける。
2.苦しい仕事や重い責任などを引き受ける。
足取り・・・1.歩くときの足の運び方。足つき。歩調。足で取る(=執る。事を行う)こと。「事務をとる」「指揮をとる」など。
2.その人の歩いた道筋。特に、犯罪者の逃走経路。足を取る(=自分のものにする。把握する)こと。「裏づけをとる」など。
3 過去の相場の動きぐあい。足(=相場の動きぐあい)を取ること。
2.その人の歩いた道筋。特に、犯罪者の逃走経路。足を取る(=自分のものにする。把握する)こと。「裏づけをとる」など。
3 過去の相場の動きぐあい。足(=相場の動きぐあい)を取ること。
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捜査の指揮を執るのは風祭警部なのだ。迷宮入りの匂いがする
東川 篤哉 / 謎解きはディナーのあとで amazon
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堂々と、胸を張って歩くの表現・描写・類語(歩く・歩き方のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(しっかりした足取り)出来るだけしっかりした足どりで歩こう。彼は下腹に力を入れて、口を堅く結んでみた。そしていつものように、きょろきょろせずに穏やかな眼で行く手を真直ぐに見て歩こう、そう思った。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
やけに気取った、一昔前の映画に出てくるようななりをして街を歩く
大庭 みな子 / がらくた博物館 amazon
まるで飢えてなぞいないかのように、取りつくろった足取である。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
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警官の制服を着ると心がひきしめられて刺々しくなる
武田 泰淳 / 風媒花 amazon
制服の垣(人名)は、有刺鉄線のように、ひきしめられ、とげとげしくなった。
武田泰淳 / 風媒花 amazon
誰だか有名な人がデザインした豪華な衣装
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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(新しい下着は)彼女の体を蘇生した皮膚のように包んでいる
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
古いマントを蝙蝠(こうもり)のように動かした。
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
これから吹雪の中に出ていく人のように、帽子をしっかりとかぶり直し
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
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規則的な歩調で影絵を動かすように歩く
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
足音が、びろうどの上でも踏むように、軽くしとしとと地面に落ちる
谷崎 潤一郎 / 痴人の愛 amazon
弾丸のように走りはじめた。
檀一雄 / 花筐「花筐・光る道 他四編」に収録 amazon
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プロ(の探偵)というのは猟犬と同じだ。普通の人間には嗅ぎ取れない匂いを嗅ぎとり、普通の人間には聞こえない音を聞きとる
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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