TOP > 感覚表現 > 音の響き > 足音・靴音


カテゴリ検索 単語の意味
木製の人形が歩いているような足音
原田 康子 / 挽歌 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
足音・靴音
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
ここに意味を表示
足音・靴音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
誰かの足音が路地から川べりへと移っていき、やがて聞こえなくなった。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
(風呂の中で音楽を聴きながら考える)意識の半分を空っぽにして休ませ、残りの半分で考え事をした。そしてダヴィッド・オイストラフの演奏するシベリウスの音楽は、主にその空っぽの領域を通り過ぎていった。そよ風のように広く開け放たれた入り口から入り、広く開け放たれた出口から出ていった。音楽の聴き方としてはあまりほめられたものではないかもしれない。《…略…》音楽を右から左に聴き流しながら、意識の空っぽではない方の半分でとりとめもなく思考を巡らせた。そういうとき、彼は対象を限定することなくものを考えるのが好きだった。犬たちを広大な野原に放つように、意識を自由に駆けめぐらせるのだ。どこでも好きなところに行って、なんでも好きなことをしてくればいいと彼らに言って、あとは放っておく。彼自身は首まで湯につかり、目を細め、音楽を聴くともなく聴きながらぼんやりとしている。犬たちがあてもなくはねまわり、坂道を転げまわり、飽きることなく互いを追いかけ合い、リスをみつけて無益な追跡をし、泥だらけになり草だらけになり、遊び疲れて戻ってくると、牛河はその頭を撫で、また首輪をつける。その頃には音楽も終わっている。
ケースの中で色鉛筆が、かたかたとつぶやくように鳴った。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
「歩く・歩き方」カテゴリからランダム5
なにかに追われているような急ぎ足
野上 彌生子 / 哀しき少年 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧 
歩く・歩き方 の表現の一覧 
感覚表現 大カテゴリ
表現の大区分