池のほとりに立っていたら、チャポリと小さい音がした。みると、蛙が飛び込んだのである。つまらない。あさはかな音である。とたん私は、あの、芭蕉翁の古池の句を理解できた。
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蛙(かえる)
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単語の意味
辺・畔(ほとり)
蛙・蛤・蝦(かえる・かいる)
辺・畔・・・1.すぐ近くの場所。近辺。そば。あたり。
2.陸地と水面が接しているところ。川や海などの水際。岸。きわ。
2.陸地と水面が接しているところ。川や海などの水際。岸。きわ。
蛙・蛤・蝦・・・両生類の一種。よく跳ねて、よく泳ぐ。体は短くて、首はなく胴と頭が連続しており、尾はない。後ろ足は大きくて、指には水かきがある。皮膚は湿り、色は多彩、種によっては変色する。変態し、幼生はオタマジャクシ。人間生活に身近な存在で、雨や田の神とする地域もあるなど伝承や俗信が多い。「かいる」は「かえる」の訛り。
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喰べられもしない観賞魚
岡本かの子 / 金魚撩乱
小蛙は二間も上の枝の上に、青い小さな一点となって、ちょうど草の葉っぱのようにくっついた。
坪田 譲治 / 風の中の子供 amazon
砂の亡霊のような小蟹
中島 敦 / 環礁 ——ミクロネシヤ巡島記抄—— amazon
岡本かの子 / 金魚撩乱
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