どこか鬱積したように不機嫌な浅黒い顔
三島 由紀夫 / 午後の曳航 作品を確認(amazon)
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顔色・血色
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単語の意味
鬱積(うっせき)
浅黒い(あさぐろい)
鬱積・・・怒りや恨みの気持ちが、外の出されることなく、心の中に溜まっていくこと。出口がなく内側へドンドンたまっていくこと。
浅黒い・・・薄黒い。とくに、日に焼けたように茶色を帯びた皮膚の色のこと。
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すっかり痩せこけてしまって、見違えるようだ。
吉川英治 / 治郎吉格子
横顔の美しい子で、高めの鼻梁も、ゆったり微笑む唇も、彫刻すればどこかの外国のコインになりそうな精巧な仕上がり。特に顎から首までは、すがすがしく清廉、少年のように引き締まった完璧なラインを描く。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
片方のまぶたから白目が薄くのぞいている。こけた頬に暗い液体のような陰が溜まって、鼾をかいていなければ、さっき蹴り飛ばした当たり所が悪くて死んでしまったと思ったかもしれない。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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