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爪の先ほどの小さな、スポイトから垂らした水滴にも似た、てんとう虫がいた。赤い滴の上に、筆の先を尖らせ、墨汁で斑点をつけたような繊細なその殻
伊坂 幸太郎 / マリアビートル ページ位置:72% 作品を確認(amazon)
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天道虫(てんとうむし)
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前後の文章を含んだ引用
......ポポはタフであるから生き残りが多いだけで、仮にセイヨウタンポポが入ってこなかったところで、カントウタンポポは消えていった。 黄色い花のそばに、赤色が目に入る。 爪の先ほどの小さな、スポイトから垂らした水滴にも似た、てんとう虫がいた。赤い滴の上に、筆の先を尖らせ、墨汁で斑点をつけたような繊細なその殻に、槿は目を細める。 昆虫のこのデザインは、いったい誰が考えたものなのか。 環境に順応し、進化した結果だけとは思えない。赤色に黒の斑点の必然性などあるのか。グロ......
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斑点(はんてん)
天道虫・瓢虫・紅娘・店頭虫(てんとうむし)
斑点・・・ぶつぶつ模様。たくさん散らばった小さな点。
天道虫・瓢虫・紅娘・店頭虫・・・テントウムシ科の甲虫の総称。背中は半球形でつやがある。赤地に黒の斑点があるものが最も多く普通。無地のものもいる。多くはアブラムシなどを食べる益虫だが、作物を食べる害虫もいる。「天道虫」の字の由来は、太陽に向かって飛んで行くので太陽の別名、天道(お天道さま)から。
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