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......てもむつかしいことだが、不可能ではない。　会いたいな、呼んであげなよ、と二人も言った。　真夜中、電話が鳴った。　もうホテルの部屋に戻っていて、竜一郎は寝ていた。さっき半端に眠ってしまった私は、眠れずに起きて本を読んでいた。　だから、すぐに受話器を取った。「もしもし。」　弟が言った。「由男？　起きたの？」　私は言った。「大丈夫？　毎日、調子はいい？」「まあまあ。朔ち......