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(赤い月)赤い月が墓地に出ていた。火のついた街では氷を削るような音がしている。
※備考※ 氷を削るような音は足音
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:44% 作品を確認(青空文庫)
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......。談話取りが談話がとれなくて、油汗を流していると、秋田さんは二三枚すらすらと私のノートへ手を入れて下すった。お寿司を戴く。来客数人あり。暮れたのでおくって戴く。赤い月が墓地に出ていた。火のついた街では氷を削るような音がしている。 「僕は散歩が好きですよ。」  秋田氏は楽し気にコツコツ靴を鳴らしている。 「あそこがすずらんと云うカフエーですよ。」  舞台の様なカフエーがあった。変ったマダムだって......
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月の表現・描写・類語(空・中空のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(夕月)貝がらのようにほの白い夕月が、ほそくかかっていた。
永井竜男 / 風ふたたび「永井龍男全集 5 長篇小説 1」に収録 amazon
水っぽい春の月
吉川英治 / 無宿人国記関連カテ春の夕方・夜
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草原が月に照されて傾き、道は草の影を 孕んで黒かった。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
日が暮れて、金色の月が闇の中に浮かび上がる
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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