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微笑を含んだ上目使い
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:1% 作品を確認(amazon)
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上目遣い
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前後の文章を含んだ引用
......うだった。 お時さんは、二十六だが、年齢を四つぐらい若く言ってもいいくらいに、色が白くてきれいである。黒瞳の勝った大きい目が客に印象を与えた。客に何か言われて、微笑を含んだ上目使いで睨む表情が相手をよろこばした。当人はそれを心得てする仕ぐさであろう。瓜実顔で、唇とあごの間がせまく、横顔がきれいだった。 それくらいだから、客の中には誘惑する......
単語の意味
含む(ふくむ)
上目(うわめ)
上目遣い・上目使い(うわめづかい)
含む・・・1.口の中に入れて噛んだり飲み込んだりせず、そのままの状態のこと。
2.ある気持ちを態度に示したり、なんとなくにおわす。「憂いを含んだ表情」
3.ある範囲の中にその要素が入っていること。「サービス料を含んだ値段」
上目・・・1.顔を伏せたまま、目だけを上に向けて見ること。また、その目つき。 ⇔ 下目(しため)。
2.ある分量を超過すること。余分。
3.袋や入れ物ごと、物の重さをはかること。皆掛(かいが)け。
上目遣い・上目使い・・・顔をうつ向きに加減にして、目だけ上へ向けて見ること。また、その目つき。人の様子や機嫌をうかがう形容。「上目づかいにみる」
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