霧・かすみ・もやの表現・描写・類語(雨・霧のカテゴリ)の一覧 ランダム5
戸外 は灰色をした深い霧で、前の大きな杉の木が薄墨色にぼんやりと僅かにその輪郭を示していた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
うすいこの頃の牛乳みたいな、朝もや
サトウ ハチロー / 青春風物詩「青春風物詩―ハチロー半生記 (1952年) (ユーモア小説全集〈第3〉)」に収録 amazon
凍ったような層の厚い靄が、いく手の道路を黝(くろ)ずんだ灰色に暈(ぼか)す
野上 弥生子 / 真知子 (1951年) amazon
しゅうしゅうと音をたてて夜霧が流れているような気がする。
林芙美子 / 新版 放浪記
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運動公園は、雨のベールをかぶって薄暗かった。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
霧のように細い雨が降る日でした。小屋の前の雑木林はその霧雨につつまれ、 模糊 としています。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
どしゃぶりの雨は西むきの硝子窓の敷居の中にまでいっぱい吹きこんで川のようにたまる。
林芙美子 / 新版 放浪記
どこまでも意地の悪い霧
芥川龍之介 / 河童
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