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障子の破れが奇妙な風の唄をうたっていた。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:56% 作品を確認(青空文庫)
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風の音 隙間風・風が室内に入る
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前後の文章を含んだ引用
......ている腹を満たす事は、悪い事ではないように思えた。火のない長火鉢に、両手をかざしていると、その本の群立が、大きい目玉をグリグリさせて私をわらっているように見える。障子の破れが奇妙な風の唄をうたっていた。ああ結局は、硝子ガラス一重さきのものだ。果てしもなく砂におぼれた私の食慾は、風のビンビン吹きまくる公園のベンチに転がるより仕ようがない。へへッとにかく、二々が四である。......
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薄桃色のカーテンが風を はらんでふっくらと揺れていた。
阿刀田 高 / 来訪者「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon関連カテカーテン隙間風・風が室内に入る
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樹々の葉が砂のように乾いた音をたてて鳴っています。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
静けさは大体比島の午睡の時間のそれを思わせた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
勝恵の答えは、いつも水の流れのように淡々と鈴木の耳にひびいた
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