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くるりとした大きな黒目がちのカメラの眼
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 ページ位置:18% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......たくなかったから。でももし私の昼の姿を知っていたら、私が失いたくない多くの物を持っていると知れば、目を逸らさずにじっと見ただろう。 見張られている。シャッター、くるりとした大きな黒目がちのカメラの眼。僕たちカメラマンはね、シャッターを切るとき被写体は見えてないんだよ、だってカメラの眼はその瞬間閉じるから。シャッターを切るときは勘なの、どんな画が撮れているか......
単語の意味
黒目・黒眼(くろめ)
黒目・黒眼・・・眼球の中央の黒い部分。 ⇔ 白目(しろめ)。
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くるりとした大きな黒目がちのカメラの眼
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 amazon
(撮影モデルとしてカメラを向けられる)こちらに向いているカメラのレンズは、選ばれた人しか通り抜けられない狭くて暗いトンネルに見えた。あのトンネルを通り抜けることができたとき、自分はきっとテレビの中のあの子みたいにかわいくなっている
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
(写真を撮る)「三人で取ると、誰かが死ぬんだって、だから犬ころでもいいから借りましょうよ。」
林芙美子 / 新版 放浪記
辺りを支配する沈黙を切り裂くように、シャッターの音だけが立て続けに響き渡る
原田 宗典 / 十九、二十(はたち) amazon
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(被写体がカメラのレンズを見つめる)レンズからファインダーを遡って牛河を観察している。水が屈曲した配水管を逆流していくように。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
眼が梢上(しょうじょう)の小鳥のように、活字と活字の間を飛ぶ
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
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