山々が重なり合って、次第に遠く春霞のなかに溶けこむ
阿川 弘之 / 雲の墓標 作品を確認(amazon)
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山脈・山の連なり
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単語の意味
春霞(はるがすみ・しゅんか)
春霞・・・春に立つ霞(かすみ)。春になって、遠くにある山などの前に、帯状の煙りのようなものが見える現象。春靄(しゅんあい)。
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山脈・山の連なりの表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
大山の美しい山並は、まるで拾い物をしたようにもみえた。
滝井 孝作 / 野趣 amazon
糸を引くがごとき連峰が夢よりも淡い
国木田 独歩 / 武蔵野 amazon
日が暮れて、市をとりまく山並みが蒼黒く寒く変色する
遠藤 周作 / 何でもない話 amazon
遠くの中央アルプスらしい山脈が青空に幽かに爪でつけたような線を引いていた
堀 辰雄 / 美しい村 amazon
関東山地の山々が雲をかぶって、髪を振り乱した女のように
大岡 昇平 / 武蔵野夫人 amazon
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部屋は三十二階で、外の眺めは、低く広がる街並だった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
庭に取り入れていいような松の生えた手頃な小さい島
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
空と海が交わるあの奇跡の直線
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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