椅子の背に両手をかけるようにして
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 ページ位置:6% 作品を確認(amazon)
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座り姿勢
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前後の文章を含んだ引用
......テーブルがあり、双子はそこに座っていた。彼女たちの前にはトロピカル・ドリンクの大仰なグラスがふたつと、簡単なスナックを盛った皿がいくつか並んでいた。双子の一人は椅子の背に両手をかけるようにしてくるりとうしろを向き、ガラスの壁の向うのダンス・フロアを熱心に眺め、もう一人の方はとなりの席に座った若い男に何ごとかを話しかけていた。もしそこに写っているのがあ......
単語の意味
背(せ)
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座り姿勢の表現・描写・類語(姿勢・ポーズのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(椅子に座り、)机の上にうつぶせになって、親鳥が巣を守るみたいに紙屑の山を腕で抱え込んだ。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
この演技力の乏しい男は、無能な狂言師のように素顔でぼう然とすわっている。
司馬 遼太郎 / 国盗り物語(一)(新潮文庫) 国盗り物語(新潮文庫) amazon
肘掛け椅子の背もたれに体を投げながら、
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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「姿勢・ポーズ」カテゴリからランダム5
潰れた虫を観察するように、しゃがんだ。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー 角川文庫 amazon
正座で痺れた足を休めるようにあぐらをかいていた
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
目つきはよく言えば鋭く、悪く言えば常に疑わしげで、爬虫類のようにギョロギョロと動く。背中が丸まっているせいで、人の顔を見る時はどうしても下から窺うようになり、初対面の人には十中八九不快な印象を与える。
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