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満足を与へるやうな、相槌
芥川龍之介 / 芋粥 ページ位置:72% 作品を確認(青空文庫)
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頷く・相槌を打つ
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前後の文章を含んだ引用
......馬二疋牽かせて参れ。』と、かう御意 遊ばすのでございまする。」 「それは、又、稀有 な事でござるのう。」五位は利仁の顔と、郎等の顔とを、仔細らしく見比べながら、両方に満足を与へるやうな、相槌 を打つた。 「それも唯、仰せられるのではございませぬ。さも、恐ろしさうに、わなわなとお震へになりましてな、『遅れまいぞ。遅れれば、おのれが、殿の御勘当をうけねば......
単語の意味
満足(まんぞく)
満足・・・1.自分の思い通りになって、不満がないこと。これ以上注文のつけようがないこと。申し分がないこと。
2.十分なこと。完全なこと。
2.十分なこと。完全なこと。
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弱々しく、風に吹かれて花が花冠を垂れるように、頷いた。
福永 武彦 / 草の花 amazon
精一杯の強さで私は頷き
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
はあ、ひひひ、ふうん、へーえ、ほお……と、とりあえず相槌でハ行を制覇してみた
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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弱々しく、風に吹かれて花が花冠を垂れるように、頷いた。
福永 武彦 / 草の花 amazon
子鹿のバンビのように小首を傾げる仕草が男心をくすぐります。
野崎 幸助「紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)」に収録 amazon
警戒を怠らぬ鳥のように首を横に傾ける
レイモンド チャンドラー / 湖中の女 amazon
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嬉しくてたまらない悪戯 小僧のように笑い
宮本百合子 / 伸子
ガムテープの木乃伊となった男はその場で転がりはじめる。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 amazon
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林芙美子 / 新版 放浪記
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宇野 千代 / 色ざんげ amazon
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