私はもう男に迷うことは恐ろしいのだ。貞操のない私の体だけども、まだどこかに私の一生を託す男が出てこないとも限らないもの。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:13% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
浮気性・尻軽
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......「僕を愛して下さい。だまって僕を愛して下さい!」「だからだまって、私も愛しているではありませんか……」せめて手を握る事によってこの青年の胸が癒 されるならば……。私はもう男に迷うことは恐ろしいのだ。貞操のない私の体だけども、まだどこかに私の一生を託す男が出てこないとも限らないもの。でもこの人は新鮮な血の匂いを持っている。厚い胸、青い眉、太陽のような眼。ああ私は激流のような激しさで泣いているのだ。 (六月×日) 淋しく候。くだらなく候。金が欲......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
ここに意味を表示
浮気性・尻軽の表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
父と駆け落ちした女性は、また別の人と逃げた。そういう人種がいる。失敗を恐れないで、何度でも新しく始めてしまう人。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「性格・態度」カテゴリからランダム5
勝ちたい勝ちたいの勇猛心
夏目漱石 / 吾輩は猫である
同じカテゴリの表現一覧
性格・態度 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ