濃い粘い湿気が澱む | 湿った空気・湿気や熱気がこもるの表現・描写・類語｜小説の言葉集

TOP > 風景表現 > 空・中空 > 湿った空気・湿気や熱気がこもる

濃い粘い湿気が澱む

この表現が分類されたカテゴリ

湿った空気・湿気や熱気がこもる

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

ここに意味を表示

湿った空気・湿気や熱気がこもるの表現・描写・類語（空・中空のカテゴリ）の一覧ランダム５

降り続く雨の気配は窓を閉めきった部屋のなかにも入りこみ、空気がしっとりしていた。

綿矢りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ湿った空気・湿気や熱気がこもる外は雨

街灯の白いあかりが、ぼんやりと赤や青のネオンを吸いこむほどの、湿った夜だった。

浅田次郎 / 角筈にて「鉄道員（ぽっぽや） (集英社文庫)」に収録　amazon関連カテネオン・イルミネーション湿った空気・湿気や熱気がこもる

霧をじっとり含んでいる風

遠くの路上でクラクションが鳴っている。殺伐とした乾いた響きは、外の空気が乾燥していることを端的に伝えている。

関連カテ湿った空気・湿気や熱気がこもる街の騒音・都会の喧騒

湿度が高く重苦しい

このカテゴリを全部見る

「空・中空」カテゴリからランダム５

月明かりに蜜柑が狐火のようにポツポツと浮かんで、まるで夢のともし火の海

川端康成 / 掌の小説　amazon

すっかり丸くなった月が、気味わるいほど赤い色をおびて黒雲に出たりかくれたりした。老人たちは今年は良くないことが起るかもしれないと噂しあった。

遠藤周作「沈黙（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテ月胸騒ぎ・嫌な予感

（霧は）琥珀色の光沢となり、冬の午後の小さな太陽がその奥に融けるように輝いていた。

阿部知二 / 冬の宿　amazon関連カテ霧・かすみ・もや太陽

（月は）反対側の嶺線に隠れた。そして光だけ、長く対岸に残っていた。

昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録　amazon

はるか高い丘の辺りは雲にかくれた黒い日に焦げ

野間宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録　amazon関連カテ影雲丘陵・小山・小高い丘

同じカテゴリの表現一覧

空・中空の表現の一覧　

風景表現大カテゴリ

表現の大区分

感情・気持ち

食べ物・おいしさ

人物・体のパーツ

感覚・五感

風景・情景

単語の意味と単語が使われた文章

比喩表現だけ取り出す

カテゴリ別表現の言葉辞典

日本語表現インフォ TOPへ

ＴＯＰ｜お問い合わせ・不具合の報告｜運営元情報

日本語表現インフォ(小説の言葉集)