TOP > 感情表現 > 気分が晴れない・落ち込む
心も紙のようにしらじらとして、体もひどく重い。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 ページ位置:35% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
憂鬱・気分が晴れない
うつ病
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......、非難しているらしい。いずれにせよ部長選挙でおやじが推薦される望みは、これで殆どなくなったようである。 そうした事はすべて今の勝呂にはどうでもよかった。この頃は心も紙のようにしらじらとして、体もひどく重い。仕事にも臨床にも病院にも熱意と関心とを持てなくなってきた。 柴田助教授が思いだしたように、おばはんの手術を二、三か月延期すると告げたのは、田部夫人が死んでから三......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
ここに意味を表示
「憂鬱・気分が晴れない」の表現・描写・類語(気分が晴れない・落ち込むのカテゴリ)の一覧 ランダム5
何か知れない重い物を 背負わされている感じだ。気持の悪い黒い物が頭から 被いかぶさっている。頭の上に直ぐ 蒼穹 はない。重なり合った重苦しいものがその間 に拡がっている。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
一層気が重かった。総てのことが晴れやかでないという感じが、深く伸子の心を圧えつけた。
宮本百合子 / 伸子
このカテゴリを全部見る
うつ病の表現・描写・類語(気分が晴れない・落ち込むのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
心で感じる 気分が晴れないの表現・描写・類語(気分が晴れない・落ち込むのカテゴリ)の一覧 ランダム5
全身を包む心地いい気だるさ
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
このカテゴリを全部見る
「気分が晴れない・落ち込む」カテゴリからランダム5
僕は両膝 と両手を地べたへ突いてしまった。
伊藤左千夫 / 野菊の墓
同じカテゴリの表現一覧
気分が晴れない・落ち込む の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ