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カーテンをすりぬける風は、どことなく初夏の香りがした。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 ページ位置:34% 作品を確認(amazon)
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晩春・初夏 カーテン
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前後の文章を含んだ引用
......いた。 窓の外はすばらしい天気だった。金色のパウダーが舞い降りるように、陽射しがあたり一面に弾けていた。教会の壁には、くっきりと浮き出た銀杏の葉陰が揺れていた。カーテンをすりぬける風は、どことなく初夏の香りがした。「今日は、お見舞いに行かないの?」 わたしは椅子を半回転させて、ベッドの上のレイ子に声を掛けた。「ええ。今日はいいんです。」 レイ子は雑誌から目を離さずに言った......
単語の意味
何処とも無く(どこともなく)
初夏(しょか・はつなつ)
何処とも無く・・・はっきりとした場所は言えないが、なんとなく。どことなく。
初夏・・・ 夏の初め。陰暦4月の異名。孟夏(もうか)。首夏(しゅか)。
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