(ぜんまいの粕漬)春取って直ぐに粕漬けにするのでまだ薄い緑色をしていて、ぜんまいの味と酒粕の取り合せは、例えば山葵漬けなどとは全く別種の淡泊な趣があって、これは今日の酒の肴にも絶好と思われた。
吉田 健一 / 舌鼓ところどころ 作品を確認(amazon)
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ぜんまい(植物)
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単語の意味
趣(おもむき)
肴(さかな)
趣・・・しっとりと落ち着いて、心惹かれる特徴や雰囲気。そのものがもっている、自然とかもし出される(いい)雰囲気。ずいぶん昔のものなのに、手入れがされているさま。風情(ふぜい)。
肴・・・お酒と一緒に楽しむもの。食べ物に対して言うことが多いが、盛り上がる話題や芸事にも言う。アテ。つまみ。
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とってきたゼンマイは大鍋にわかした湯をくぐらせたあと、ムシロにひろげて天日に干す。ゼンマイは芽をだして何日もたたないうちにトウがたってしまうから夜討ち朝駈けで採集し、勝負をつけてしまわなければならない。
開高 健 / 開口閉口 amazon
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