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ニラを噛むような気持ち
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むなしい・虚無感
悲しい表情(泣き顔 以外)
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単語の意味
ニラを噛む(にらをかむ)
ニラを噛む・・・まったく面白くない、という意味のたとえ。つまらない。味気ない。砂を噛む。
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むなしい・虚無感の表現・描写・類語(悲しみのカテゴリ)の一覧 ランダム5
たまらないほどの虚脱感が彼を襲った。辛うじて身をひとつに寄せ合っていた様々な意識の流れが、突然それぞれの方向に歩み始めたようでもある。何処まで行けばそれらの流れがまたひとつに巡り合えるものか鼠(人名)にはわからない。いずれは茫漠とした海に流れこむしかない暗い川の流れだ。二度と巡り合うこともないのかもしれない。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
(返ってくるはずのない父を待って)何台ものバスが過ぎた。乗客は次第に減って行った。一台をやりすごすたびに、恭一の心もうつろになって行った。からっぽのバスが来ると、胸もからっぽになった。
浅田次郎 / 角筈にて「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
彼の胸や腹のなかは、先ほどまでいっぱいつまっていた生ぬるい温度につつまれた期待や抵抗や欲望や不安などが、一挙にどこかへ退いて行ったため、全く空虚で、がらんどうで、空のブリキ缶がそこに入れられているかのようにも思っていた。
野間 宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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悲しい表情の表現・描写・類語(泣き顔 以外) (悲しみのカテゴリ)の一覧 ランダム5
岡本かの子 / 母子叙情
ベソをかくように眉尻が下がっている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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悲しみの比喩表現の例文 一覧 ランダム5
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表情・顔に表れた気持ちの比喩表現の例文 一覧 ランダム5
うっとうしい雲が晴れてゆくように表情が明るくなる
戸板 康二 / 家元の女弟子 amazon
太陽と友達にでもなったように晴れ晴れとした顔
徳永 直 / 太陽のない街 (1950年) amazon
夜光の球のように辺りを圧する顔
菊池 寛 / ある恋の話 amazon
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寂然として一層唇を固く閉じ眉根に深く刻んだ皺をピクリともさせない
谷崎潤一郎 / 春琴抄 amazon
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