その峰は海に向って開いた奥深い谷のまんなかをめがけて牛がのさばりでたような恰好をしている。
中 勘助 / 銀の匙 作品を確認(amazon)
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山
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単語の意味
峰・峯・嶺(みね)
牛(うし)
牛・・・ウシ科の哺乳動物の総称。古来より、耕作などの労働力としても使われる重要な家畜。体は頑丈で頭に二本の角を持ち、尾は細い。草などを食い反芻(はんすう)する。和牛は黒色のものが多く、朝鮮牛は赤褐色で小形。肉・乳は食用、皮・骨・角などでもさまざま作られる。
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山の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
嶮岨(けんそ)な峰と峰とが襟を重ねたように重畳している。
近松 秋江 / 狂乱 amazon
川の左に聳(そび)える荒削りされたような山
菊池 寛 / 恩讐の彼方に amazon
剣のような形をした山
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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「地上・陸地」カテゴリからランダム5
(夜の家並み)やがてその辺に、チラチラと数えられるほどの燈火 がつく。
吉川英治 / 銀河まつり
覆い被さってくるかのようなオーバーハング帯。この逆層の壁は、まるで天空に住む巨人の屋敷から迫り出した庇だ。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
神のように静かな山の姿
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
森や林が薄墨を刷いたような柔かい簡素な色彩を見せている。
石坂 洋次郎 / 暁の合唱 amazon
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