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すぐに寝息を立てはじめた。あどけないほどに滑らかな、眠りの訪れだった。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 ページ位置:90% 作品を確認(amazon)
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眠りに落ちる・寝つく
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前後の文章を含んだ引用
......て、目を閉じた。 夕闇はどんどん広がっていた。ベッドのシーツの白さだけが、わたしたちの間をぼんやり照らしていた。雨は闇も一緒に包み込んで降り続いていた。 先生はすぐに寝息を立てはじめた。あどけないほどに滑らかな、眠りの訪れだった。わたしは壁掛時計やクッション、マガジンラック、ペン立て、そんな部屋中の品物に順番に視線を移しながら、夕闇に目が慣れるのを待った。すべての物が眠りに落ちたように、......
単語の意味
寝息(ねいき)
寝息・・・眠っているときの息(=呼吸)。また、その音。
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いつの間にか眠ってしまう。暖かいふとんの中で、何も思いわずらうことなく。
吉本 ばなな / キムチの夢「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
目を閉じると、眠りは暗い網のように音もなく頭上から舞い下りてきた。
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
ぼくは、急に頭のうしろが重たくなり、その重さに負けて、ぼくの体はゆっくりと宙返りをうち、そのまま頭を下に、さかさまになって、深い眠りの海へ沈んでいった
三浦哲郎 / ユタとふしぎな仲間たち amazon
口を開けて気持ちよさそうに眠っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
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眠ってしまった。片手をソファの外へぶらりと垂らしたまま。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
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