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さらされていると、おのずとしかめ 面 になってしまう
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:68% 作品を確認(amazon)
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不快の表情・顔をしかめる
冷たい風・冬の季節風
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前後の文章を含んだ引用
......、味をしめてまたやっていた。 海に向かって、堤防に坐っていた。二人とも何も釣れていなかった。 風がとても強くて、潮くさくて、堤防のコンクリが冷たかった。 それにさらされていると、おのずとしかめ面になってしまうくらい。 弟はやはりしかめ面をして、並んで釣り糸をたれていた。 空は甘く曇っていて、ちょうど白いベールの向こうに青が透かし見えるような感じだった。 なみはざぶん......
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風が冷たい敷布のようにからだを包む
ジュール・ルナール / にんじん amazon
高原の水面を渡る風が頬を切るように冷たい
柴田 翔 / されどわれらが日々 amazon
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私はただ吐いていた。空の胃から黄色い液だけが出た。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
吉川英治 / 醤油仏
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
まぶしくて清らかで、泣かせるほど切なくて、健やかな天然の笑顔。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
「風」カテゴリからランダム5
沢を伝う風がコテージの前にも爽やかにこぼれてくる。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
砂漠を吹き過ぎる風が額に触れていく。《…略…》風は謎めいた暗示を 孕んだまま、遠いどこかからきてもっと遠いどこかへと音もなく去っていく。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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