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(欄干から頬杖を突いて、)開化した楊柳観音(ようりゅうかんのん)のように下を見つめていた。
夏目 漱石 / 草枕 作品を確認(amazon)
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よく見る・じっくり見る・凝視
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単語の意味
欄干・闌干(らんかん)
頬(ほお・ほほ)
欄干・闌干・・・人が落ちるのを防ぐための手すり。
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
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彼女はちょっと顎を引いて、唇を曲げたまましばらく僕を上から下まで眺めまわした。今にもポケットから巻尺をとりだして体の各部のサイズを測りはじめるんじゃないかという気がするくらいだった。
村上 春樹 / ノルウェイの森 上 amazon
文学趣味のある女秘書のような目で観察する
後藤 明生 / 関係 amazon
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あんまりよく鹿を見ましたので、じぶんまでが鹿のような気がして
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり
顕微鏡を覗く時のような慎重な目で、それを観察する。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
部屋全部が、夢の中の一室のように赤黒く霞んでいる
高樹 のぶ子 / 光抱く友よ amazon
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