はじかれたように叫んだ。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:88% 作品を確認(青空文庫)
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叫び声(叫ぶ)・わめく
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前後の文章を含んだ引用
......々ハタハタとなった。分らないうちに、風が出てきていた。 袢天 の袖に、カガシのように手を通しながら、漁夫が段々を上ってきて、ハッチから首を出した。首を出したまま、はじかれたように叫んだ。 「あ、兎 が飛んでる。――これア大暴風 になるな」 三角波が立ってきていた。カムサツカの海に慣れている漁夫には、それが直 ぐ分る。 「危ねえ、今日休みだべ」 一......
単語の意味
叫ぶ・号ぶ(さけぶ)
叫ぶ・号ぶ・・・1.何かを訴えるために、大きな声を出す。大声を発する。大声で言う。
2.世間に向かって強く主張する。強く訴える。
2.世間に向かって強く主張する。強く訴える。
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叫び声(叫ぶ)・わめくの表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
冷たい空気を、俺は思いきり吸う。そして、ぜんぶの想いを吐き出すように、ありったけの声で叫ぶ。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
はじかれたように叫んだ。
小林多喜二 / 蟹工船
ヒステリックに叫んだ。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
声は明るく、不穏な雰囲気の漂う公園には不釣合いだった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
まるで夕食のおかずを告げるときのようなあっさりとしたしゃべり方だった。
村上春樹 / パン屋再襲撃「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
沈黙に耐え切れなかった。黙ったままでは、不安や不信感、怒りや妄想が頭に溢れ返ってしまう。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
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