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ドアーから身体の上半分をつき出して
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:15% 作品を確認(青空文庫)
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姿を隠す・身を潜める
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前後の文章を含んだ引用
......るすぐ横が、グイと男の強い肩でつかれたように、ドシンとくる。――今では、船は、断末魔の鯨が、荒狂う波濤 の間に身体をのたうっている、そのままだった。 「飯だ!」賄 がドアーから身体の上半分をつき出して、口で両手を囲んで叫んだ。「時化てるから汁なし」 「何んだって?」 「腐れ塩引!」顔をひっこめた。 思い、思い身体を起した。飯を食うことには、皆は囚人のような......
単語の意味
身体(しんたい)
身体・・・人のからだ。肉体。
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野鼠 のように山の中にかくれ
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
(物陰に隠れる)手前のパチンコ台に姿を隠し、そこから顔だけを出して、様子を窺った。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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雄鶏 のようにのけぞった小さな体
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
まだ若い、才能とのハネムーンを心ゆくまで楽しんでいるような演奏
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