TOP > 暮らしの表現 > 乗り物 > アイドリング・空ぶかし
どるんどるんとエンジンが高く鳴る。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 ページ位置:15% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
アイドリング・空ぶかし
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......あええわ」 と言った。「メットは?」「あります」 俺は作業用のヘルメットをかぶり、直紀さんのうしろに座った。腰に腕をまわしていいもんだろうか。「ほな、行くで」 どるんどるんとエンジンが高く鳴る。「泣いたらあかんねぃな」 バイクが矢のように走りだし、俺はもうちょっとで振り落とされるところだった。皿が後方にぶっ飛ぶのもかまわず、あわてて直紀さんにしがみつく......
ここに意味を表示
アイドリング・空ぶかしの表現・描写・類語(乗り物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
スロットルを捻っては戻し捻っては戻し、甲高く馬鹿デカいエンジン音で威嚇する様は虫か何かのようだ。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
どるんどるんとエンジンが高く鳴る。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
真っ暗な峠に声はすぐに呑み込まれる。遠い地鳴りのように、車のエンジン音だけがする。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「乗り物」カテゴリからランダム5
車が、数珠繋ぎに街道を伸びている。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
通り過ぎる車はどれもこれも、卵形だったりミニバンの亜流みたいなフォルムでまるで見分けがつかない。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
ボンネットは山形に盛り上がり、バンパーもヘッドライトもぐしゃりと押し潰されている。フロントガラスも粉々だったが、センターピラーはひしゃげてなく、大破といっても衝撃はリアシートにまでは及ばなかったと想像できる。
鈴木 光司 / らせん amazon
同じカテゴリの表現一覧
乗り物 の表現の一覧
暮らしの表現 大カテゴリ