雲に藤紫色をした陰影がある
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雲
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単語の意味
藤紫色(ふじむらさきいろ)
陰影・陰翳(いんえい)
紫(むらさき)
藤紫色・・・藤色(薄い紫色)よりも紫がかった色。藤色と同じ意味で用いる場合もある。
陰影・陰翳・・・1.影のこと。日が当たっていない暗いところ。
2.1が転じて、具体的に説明されていない部分。味わうことで理解できる、変化や含み。ニュアンス。「陰影に富む文章」
2.1が転じて、具体的に説明されていない部分。味わうことで理解できる、変化や含み。ニュアンス。「陰影に富む文章」
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古代の神々のように、雲がいくつも海の上に泛(うか)んでいる
三島 由紀夫 / 潮騒 amazon
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ススキの野原の上に黙して浮かび、穏やかな湖面に白い丸皿となって漂い、寝静まった家屋の屋根を密やかに照らすあの月だ。満ち潮をひたむきに砂浜に寄せ、獣たちの毛を柔らかく光らせ、夜の旅人を包み護るあの月だ。ときには鋭利な三日月となって魂の皮膚を削ぎ、新月となって暗い孤絶のしずくを地表に音もなく滴らせる、あのいつもの月だ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
暗い空に一際黒く、 黒 耀 石 のように、黒い太陽が輝いていた。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
ほのかな光に海面をぬいて眉を逆さにしたような繊月の浮かぶのが見えた。
円地 文子 / 女坂 amazon
芝居の書き割りのような乾いた空
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
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