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紹介されて目と目が合ったとたんに、私は彼から濃密な宗教の匂いを感じ取った。その背の低さ、その目の光、立ち居ふるまい、すべて。うねるように発散される 懐かしい空気を感じた。
吉本 ばなな / 血と水「とかげ (新潮文庫)」に収録 ページ位置:38% 作品を確認(amazon)
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オーラ・貫禄がある人
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前後の文章を含んだ引用
......も言えない顔をしていた。困ったような、幸せなような。 私には彼女の気持ちがよくわかった。私もそうだった。 はじめて会ったとき、昭はまだ学生で、友達の友達だった。紹介されて目と目が合ったとたんに、私は彼から濃密な宗教の匂いを感じ取った。その背の低さ、その目の光、立ち居ふるまい、すべて。うねるように発散される懐かしい空気を感じた。 それで嫌になって、嫌なのと同じくらい必然的に好きになった。 私は村で心理学も勉強していたから、村を出たらどういう形でだかわからないけれどしわよせがくるのは確実......
単語の意味
背(せ)
うねる(うねる)
・・・1.背中。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背面。
2 物の後ろ側。背面。
3.立っているものの、高さ。
うねる・・・大きく緩やかに曲がりくねる。大きく緩やかに上がったり下がったりする。また、そのような状態が続くことや、そのような状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。
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オーラ・貫禄がある人の表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
最高権威者だった。彼がいいと云えば、絶対性をもって決定する。
松本 清張 / 美の虚像「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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働いて此(こ)の蟹の穴のような小さな家庭を培って行きたいと思った。
林 芙美子 / 魚の序文「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
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