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亀の子のように、のこのこ日向ひなたを歩きまわっている。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:67% 作品を確認(青空文庫)
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うろつく・さ迷う・放浪する
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前後の文章を含んだ引用
......まどき、肺のことなぞ誰も考えているものか……。空気を吸うことなぞどうでもいいのだ。  ああ、金さえあれば、千頁の詩集を出版してやりたい。友達もない、金もない、只、亀の子のように、のこのこ日向ひなたを歩きまわっている。まるで私は乞食のような哀れさだ。だれもめぐんでなんかくれない。はなもひっかけやしない。ああ、わっと云うような景色のなかからお札は降って来ないかな。千頁の詩集を出し......
単語の意味
日向(ひなた)
亀・龜(かめ)
日向・・・太陽の光が当たっている場所。⇔日陰。
亀・龜・・・カメ目の爬虫類の総称。堅くて丸い甲羅を持ち、敵に襲われると、頭・尾・手足をその中に隠す。大まかに陸亀と海亀に分けられる。海亀は手足がヒレになっていて水中を泳ぐのはうまい。背中の模様は六角形。日本では鶴と共に長生きする動物としてめでたいものとされる。冬眠する。「亀」の字は亀の姿からの象形文字。
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朝から晩まで部屋の中を、檻の中のライオンのように歩いている様子だった。
林 芙美子 / 茶色の目「林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 (1952年)」に収録 amazon
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