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とろりとした。体の節々がとろけるようになり、心が暗い遠い居心地よいとこへ引き込まれるようだ。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:14% 作品を確認(青空文庫)
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眠りに落ちる・寝つく
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前後の文章を含んだ引用
......痙攣が襲った。体がびくりとする。そのたびに彼女は先刻と同じように呻いた。 「眠らせて……眠らせて……」 「ああ眠れますよ、さあおやすみなさい」  伸子はいつかそれでもとろりとした。体の節々がとろけるようになり、心が暗い遠い居心地よいとこへ引き込まれるようだ。伸子は髪のもしゃもしゃになった頭を枕に落し、一ついびきをかきそうになった。妙な感覚で彼女は半醒した。何かが顔に触る。不意に柔かく永く一つの唇が彼女の唇に押し当てられ......
単語の意味
蕩ける・盪ける(とろける)
体(からだ)
蕩ける・盪ける・・・1.固体がとけて液体になる。軟らかくなる。
2.心が和む。心の締まりがなくなる。
・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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体の奥がむずがゆくなってきて、竜夫はまたしばらくまどろんだ。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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