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まだ淡い半月と、金星の甘い白。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:93% 作品を確認(amazon)
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夕方
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......い気持ちになってきた。久しぶりに。 高速に乗って、海へ向かった。一定に繰り返される道路の震動と、スピードを示すチャイム、過ぎ去っていくビル街と透けてゆく空の青。まだ淡い半月と、金星の甘い白。 このところ起こったことの全部が、この、夕方から夜にかけて、街から海へかけての景色の中に含まれているような気がした。 時々、そういうことがあるのだ。 見たものの......
単語の意味
淡い(あわい)
半月(はんげつ)
金星(きんせい・きんぼし)
淡い・・・味や色や香りなどが薄い。光や形がぼんやりしている。
半月・・・半円の形の月。弦月(げんげつ)。弓張り月。
金星・・・1.(きんせいと読んで)太陽系の惑星のうち、太陽から2番目に近い惑星。太陽、月に次ぐ明るさで、その明るさと美しさは、ローマ神話に登場する美の女神ビーナスにたとえられ、英語で Venus と呼ぶ。
地球からは明け方と日没時にしか観測できない。これは、地球の軌道が水星の軌道の外側にあるためで、地球が夜のときは観測者は太陽や金星と反対方向を向いてしまうし、昼間は太陽が明るすぎて見えないため。
2.(きんぼしと読んで)相撲で、前頭以下の力士が、横綱を倒した勝ち星。転じて、予想されなかった大手柄。
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夕暮れが庭の緑を塗りつぶし始めた頃
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
まだ昼の続きのなかにいて、空の果てでは厚い灰色のカーテンのような雲の裾がバラ色に染まっている。
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