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室内(空間)が静かの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
しんとした気配はなんのバリアもない僕に容易にまとわりつき、浸透してゆく。
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
唐突に出現したのは、静寂だった。室内がそれに包まれる。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
あらゆるものが聴き耳を立てているような気がした。《…略…》口笛は倉庫の隅々に吸い込まれるように消えていった。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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寺・神社・教会の表現・描写・類語(店・施設のカテゴリ)の一覧 ランダム5
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庭・縁側・ベランダの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
立派なガーデン・チェアと陶製のテーブルが並んだ庭
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
早春から初夏にかけて、その庭に花が絶えぬ。柿の裸木に若い芽が燃えたち、若葉が新緑となってゆく経過が、書斎の窓いっぱいに見てとれる。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
絵巻物にでもあるような池泉が、、床から平坦地一面にかけて掘りめぐらされ、鯉が遊弋する
今 日出海 / 天皇の帽子 amazon
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「室内のようす」カテゴリからランダム5
道路の闇 を程よく残して初秋らしい店の灯の光が撒 き水の上にきらきらと煌 めいたり流れたりしていた。
岡本かの子 / 金魚撩乱
窓ガラスに白もめんのカーテンを引いた。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
「店・施設」カテゴリからランダム5
松本行きの特急列車はプラットフォームを離れた。彼はベンチに座ったまま、その明かりが線路を遠ざかり、スピードを上げながら夏の夜の奥に消えていくのを最後まで見届けた。最終列車の姿が見えなくなってしまうと、あたりは急にがらんとした。街そのものが輝きを一段階落としたようにも見えた。芝居が終り、照明が落とされた後の舞台のようだ。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
見渡すかぎり色と光とに溢れた不夜城の賑わい
浅田次郎 / オリヲン座からの招待状「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
(校舎)空き地の中にぽつんと建っているそれは、昔、博物館で見た恐竜の頭蓋骨を思い起こさせた。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
「音の響き」カテゴリからランダム5
ケヤキの枝先が、警告を与える古老の指のようにひからびた音を立てて震えた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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