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単色の闇ではなく、様々な絵の具をバターのように厚く塗り込めた暗闇
村上 春樹 / 1973年のピンボール ページ位置:82% 作品を確認(amazon)
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暗い・闇
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前後の文章を含んだ引用
......したよ。五十台は下らないってね」「五十台」と僕は叫んだ。「そこで」と彼は言った。「我々はその人物を訪問するわけです」 あたりはまったくの暗闇に変っていた。それも単色の闇ではなく、様々な絵の具をバターのように厚く塗り込めた暗闇だった。 僕はタクシーの窓ガラスに顔をつけたままそんな暗闇をずっと眺めていた。闇は不思議に平面的だった。実体のない物質を鋭利な刃物でスライスした切口のようにも見......
単語の意味
単色(たんしょく)
暗闇(くらやみ)
単色・・・他の色のまじっていない、ただ1色。
暗闇・・・1.暗い闇。光がなくて見えない状態。また、そういう場所。
2.人目につかない場所。人の知らない場所。
3.1が転じて、希望がもてないこと。見通しが立たず将来に不安を感じている状態。
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縁側だけは、屋内の宵闇から取り残されていた
小川国夫 / 小川国夫作品集〈第2巻〉(里にしあれば) amazon
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手を伸ばせば指先が黒く染まりそうなほど暗闇が立ちこめている
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
蝋燭の光が、吹きすさぶ雨の中でちらちら並んでいた。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ揺れる炎・ともし火蝋燭(ろうそく)
(闇は)街道をみ込んで
梶井基次郎 / 闇の絵巻
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