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道路のやみを程よく残して初秋らしい店の灯の光がき水の上にきらきらときらめいたり流れたりしていた。
岡本かの子 / 金魚撩乱 ページ位置:21% 作品を確認(青空文庫)
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屋内から外に洩れる明かり
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前後の文章を含んだ引用
......大通りを斜にって、たいして大きい間口の店もないが、小ぢんまりと落付いた賑やかさの夜街の筋が通っていた。店先には商品が充実していて、その上種類の変化も多かった。道路のやみを程よく残して初秋らしい店の灯の光がき水の上にきらきらときらめいたり流れたりしていた。くだもの屋の溝板どぶいたの上にはほうり出した砲丸ほうがんのように残り西瓜すいかが青黒く積まれ、飾窓かざりまどの中には出初めのなし葡萄ぶどうが得意の席を占めている。ふとった女の子が床几しょうぎで絵本を見ていた。さわが......
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煌く・煌めく・燦めく(きらめく)
初秋(しょしゅう・はつあき)
煌く・煌めく・燦めく・・・キラキラと光り輝く。存在が輝かしくて人目をひく。
初秋・・・秋の初めごろ。新秋(しんしゅう)。陰暦7月の異名。孟秋。
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