じゃがいもの煮てとけたとろとろもまじっている、どろっとしたシチュー
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
スープ
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......私は、じゃがいもは入れず、シチューの汁がうす茶色に澄んで、それでいて野菜がトロッと煮えているのを好むが、父と弟たちは、むしろブラウンソースを流しこんだ、そして、じゃがいもの煮てとけたとろとろもまじっている、どろっとしたシチューが好きだ。うどんにしたって、うす味の関西ふうは好まず、なべ焼きの、しょう油も濃く、てんぷらやおとし卵のはいった、しつこ目なのがすきだ。スパゲティを作るときだって......
ここに意味を表示
スープの味、おいしさを伝える表現・描写(洋食・西洋料理のカテゴリ)の一覧 ランダム5
皿の中で冷えかけて膜が張ったクリームシチューを見る。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
グリンピースのポタージュは温かく滑らかで、浮かんだ生クリームの模様は芸術的でさえあった。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
(ミネストローネ)玉ねぎ、人参、セロリの小さく切ったのに、いんげん豆などを入れて、ごとごと煮こんだ、ちょっとにごったスープだ。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「洋食・西洋料理」カテゴリからランダム5
星がうるんで見える初夏の夕空のような浅い浅黄色の汁
岡本かの子 / 母子叙情
同じカテゴリの表現一覧
洋食・西洋料理 の味・おいしさの表現の一覧
食べ物表現 大カテゴリ