青く輝く彗星の尾が夜空の半球にわたってたなびく
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:47% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
流れ星・彗星
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......半径は百六十八億km以上に及ぶという壮大なスケールを持つ彗星の来訪。しかも、予想される近地点は約十二万km、つまり月よりも近くを通過するという。千二百年ぶりに、青く輝く彗星の尾が夜空の半球にわたってたなびくというのだ。ティアマト彗星は、世界的な祝祭ムードの中で迎えられた。 そしてその核が地球の近傍で砕けるのを、その瞬間まで誰も予想できなかった。しかも氷で覆われたそ......
単語の意味
夜空(よぞら)
彗星(すいせい)
夜空・・・夜の空。
彗星・・・太陽系の小天体。太陽のまわりを細長い楕円を描いて軌道。太陽に近づくと反対側にガスや塵を噴出し、明るく輝く頭部と尾を観測できる。ほうきの形に見えことからほうき星とも。凶兆と考えられた。
ここに意味を表示
流れ星・彗星の表現・描写・類語(空・中空のカテゴリ)の一覧 ランダム5
流星が長い光の糸を曳いて、虚空をななめに堕ちていく
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
空からきゅうに花火がふるように、ながれ星がいっぱいふりだしてきた。
庄野 英二 / 星の牧場 amazon
まんまえの空の真ん中あたりを長く、すうっと流れ星が流れた。細く光る、真珠のような白だった。そう、そしてそれはかなり長い線で、どんな願い事も言えてしまいそうだった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「空・中空」カテゴリからランダム5
同じカテゴリの表現一覧
空・中空 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ