平凡な眠りに墜（お）ちて行くのを、強いて揺り起すための清涼剤

クリスマスソングはいい、聖歌や子ども向けの曲以外は、意外と暗い歌詞の曲が多いから。きっと君は来ない、ひとりきりのクリスマス・イブ、とか。外国の曲だが、どうせ一人だからもっと雪よ降れ降れ、って歌詞の曲もある。でも聴きたくはない。いまの気分に当てはまり過ぎて、湿っぽくなる。家族や恋人といっしょにいる家で聴けば、おしるこに塩を入れるのと同じく、ちょうどいい甘さになるのだろうが、一人で聴くとノンフィクションすぎる。

（ぬるま湯に浸かって堕落）何年となく続いて来たこの平穏無事で、水蜜桃じゃないが、尻の方から腐って来たような気がしているんだ。

我々は、限られた範囲での偶然の連続による人生というショウを見せられている観客である。

白かった肌が、白布が日ごとに黄ばんでいくように少しずつ飴色に濁っていく

（連休）週末につなげて休みをとる

今日は星の巡りが良くない