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(TVは)部屋のBGMとして流れていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:72% 作品を確認(amazon)
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BGM・背景音楽
映画・テレビ番組
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......人が何だったのか、何が起こったのかわからないながらも全員がやっとなんとなく落ち着いて、コーヒーを飲むことにした。 現実のこわさの前に、TVはすっかり効力を失い、部屋のBGMとして流れていた。 昔読んだ小野洋子の言葉を思い出した。 TVはまるで友達のように思えるけれど、実は壁と大差ない、なぜならもし強盗が入ってきて部屋の主が殺されても、TVは何事もな......
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BGM・背景音楽の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」が車内に流れ出した。結婚式場の控え室みたいな雰囲気になった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
靴音のように遠くから規則正しく寄せてくるピアノのメロディー
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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映画・テレビ番組の表現・描写・類語(趣味・娯楽のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ひどい番組しかやっていなかった。いろんな種類のつくりものの反吐を見せられているみたいな気がした。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
毒にも薬にもならないテレビでも見て
向田邦子 / 三枚肉「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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「趣味・娯楽」カテゴリからランダム5
梶井基次郎 / 城のある町にて
(イニシャルのししゅうがほどける)ふと、爪の先が糸に引っ掛かった。ほんの 微かな一瞬だった。はっと思う間もなく、するすると糸が解けていった。あらかじめ定められた決まりに従うように、りこさんの手つきをなぞるように、アルファベットはごく自然に一本の糸に戻っていった。《…略…》小さな針の穴の連なりだけを残し、私の名前は宙に溶けて消えてしまった。
小川 洋子 / 亡き王女のための刺繡「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
先ごろ見た映画〔愛の狩人〕は、アメリカ映画の新しいエネルギーが生み出した一種の快作というべきであった。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
「音の響き」カテゴリからランダム5
誰かの足音が路地から川べりへと移っていき、やがて聞こえなくなった。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
雑然たる声が波のごとく沈んでまた起こる
長塚 節 / 土 amazon
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