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あまりにもきれいな東京の夜明け。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:47% 作品を確認(amazon)
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夜明け
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...... 夜明けに別れた。 朝の町に靴音を響かせて、小さな後ろ姿で帰っていくのを見送った。 朝焼け、光る空。去っていく友人、酔い。 転んで死んでいたら見られなかった。 あまりにもきれいな東京の夜明け。 回想していたら突然、弟が降りてきた。 恐ろしく不機嫌そうに寝ぼけていて、死人のように青くて、声をかける気にもならなかった。「まだ寝る。」 たずねてもいないのに......
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黎明 の光が死海の向うに 拡がるモアブ山脈を白っぽく染め、
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
窓の外だけが極彩色の世界に生まれ変わりつつある。それはつまり今日一日が生まれ落ちる濃い瞬間なのだった。遠くまで、朝の光で海がかすかに照らされている。
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
(朝焼け)夜の闇 は暗く濃く沖のほうに追いつめられて、東の空には黎明 の新しい光が雲を破り始める。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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