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町を吹き流してくるじんたのクラリオネットみたいに、凸坊は節をつけて大声をあげて泣いた。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:57% 作品を確認(青空文庫)
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赤ん坊・幼児が泣く
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前後の文章を含んだ引用
......イ! 凸坊! おばちゃんに負けないでもっともっと大きい声で泣け、遠慮なんかしないで、汽笛の様な大きな声で泣くんだよ。」  恭ちゃんが凸坊の頭を優しく叩くと、まるで町を吹き流してくるじんたのクラリオネットみたいに、凸坊は節をつけて大声をあげて泣いた。私の胸にはおかしく温かいものが矢のように流れてくる。 「時ちゃんて娘どうして?」 「月初めに別れちゃったわ、どこへ行ったんだか、仕合せになったでしょう……」 「若いか......
単語の意味
大声(おおごえ・たいせい)
大声・・・1.(「おおごえ」「たいせい」と読んで)大きな声。 ⇔ 小声(こごえ)。
2.(たいせいと読んで)高尚な音楽。上品な音律。
3.(たいせいと読んで)偉大な道理を含んだ言葉。
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赤ん坊・幼児が泣くの表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
赤ん坊の泣き声は、それこそ冬に現われた蝉の鳴声に近かった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
まどかは弾けた泣き声を上げた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
身体中の隅々から精一杯の泣き声を張り上げた。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
「おーす!」  と山の 息吹 が伝わってきそうなすがすがしい声で
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
「泣く」カテゴリからランダム5
締められる鶏のような声で泣き出した。
村上 龍 / 卵「トパーズ (角川文庫)」に収録 amazon
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