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象はいつもぼんやりとした目で、どこかよくわからない空間の一点を眺めていた。風が吹くと耳や白い体毛がふわふわと揺れた。
村上 春樹 / 象の消滅「新装版 パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 ページ位置:20% 作品を確認(amazon)
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きょとんとした目つき・虚ろな眼差し 象(ぞう)
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前後の文章を含んだ引用
......がその足枷を気にしていたのかどうかは僕にはよくわからない。しかし少くとも表面上、象は自分の足にまきつけられたその鉄塊にはまったく関心を払っていないように見えた。象はいつもぼんやりとした目で、どこかよくわからない空間の一点を眺めていた。風が吹くと耳や白い体毛がふわふわと揺れた。 象の飼育係はやせた小柄な老人だった。正確な年齢はわからない。六十代前半かもしれないし、七十代後半かもしれない。世の中にはある時点を越えると外見を年齢に左右され......
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象(ぞう)
・・・ゾウ科の哺乳動物。巨大で全身灰色、長い牙を持つ。最大の特徴である自由に屈伸する長い鼻は、人間の手と同じように物を掴むことができる。「象」の字は象の姿の象形文字。アジア象は基本的に穏やかな性格で、家畜として飼育される。
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象(ぞう)の表現・描写・類語(地上の動物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(象が)後足を鳥居のように拡げて尿をした。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
(象の)唇は穏やかな海がなめらかな岩を舐めるようにペラペラと動く。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon関連カテ唇の動き・震え象(ぞう)
象は大儀そうにのっそりと身を揺らせ
村上 春樹 / 象の消滅「新装版 パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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死んだように眼をつぶって
芥川龍之介 / 蜜柑
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割れたブリキ缶を叩くような犬の声
宮部 みゆき / 我らが隣人の犯罪 amazon
(馬のあとを)太った 銀 蠅 が、ぎらつきながらそのあとを追っていった。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ蚊・ハエ
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