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次はどこから、何を送ってくるのだろう。  遠い風の音や、海の香りと共に。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:15% 作品を確認(amazon)
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......笑んだ。母は言った。「竜ちゃんは今、青森にいるのね。」「青森か──。」 私は言った。 竜一郎は今ごろ、あの悲しい文庫本を持って、どこの空の下にいるのだろうか。 次はどこから、何を送ってくるのだろう。 遠い風の音や、海の香りと共に。 そして私は今、ひとつの予感を持っていた。 こんな旅を続けているうちに、彼はいつか物だけでは語りきれない何かを、手紙に書くようになるだろう。なぜなら彼は作家だか......
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