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その辺はむやみに坂の多い、丘陵と谷とに富んだ地勢であった。
梶井基次郎 / ある崖上の感情 ページ位置:68% 作品を確認(青空文庫)
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凸凹(でこぼこ)・凹凸(おうとつ)
丘陵・小山・小高い丘
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前後の文章を含んだ引用
......散歩の足を向けた。彼は平常歩いていた往来から教えられたはじめての路へ足を踏み入れたとき、いったいこんなところが自分の家の近所にあったのかと不思議な気がした。元来その辺はむやみに坂の多い、丘陵と谷とに富んだ地勢であった。町の高みには皇族や華族の邸に並んで、立派な門構えの家が、夜になると古風な瓦斯 燈の点 く静かな道を挾 んで立ち並んでいた。深い樹立のなかには教会の尖塔 が聳 えていたり、......
単語の意味
辺・畔(ほとり)
丘陵(きゅうりょう)
辺・畔・・・1.すぐ近くの場所。近辺。そば。あたり。
2.陸地と水面が接しているところ。川や海などの水際。岸。きわ。
2.陸地と水面が接しているところ。川や海などの水際。岸。きわ。
丘陵・・・なだらかな起伏が、帯状に続く地形。
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大きな象のやうな形の丘
宮沢賢治 / ひかりの素足
草原が 巾着 の底のように、丘に囲まれて行き止ったところ
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
(丘を回り込むと)女の背のような優美な側面は、いつか意外に厳しく狭い正面に変り、三角の頂上から、両足をふんばったように、二つの小尾根を左右に投げ落していた。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
山と山との間に瘤のような小高い岡があって
井伏 鱒二 / 珍品堂主人 amazon
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住人の大半は六十歳以上だ。生活用品を売っている店は一軒しかない。郵便局も学校もない。切手を買ったり小包を出したりしたければ、手紙を配達しにくる郵便局員に頼む。宅配便は、中地区まで行って出すしかない。ちょっとした買い物をしたいときは、山をいくつも越えて久居という町まで車で行く。 不便を絵に描いたような場所だ。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
部落はまるで死人のように荒涼としています。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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